以前から存在は知っていたのですが、あまり使い所にピンと来てなくて、子供向けのインテリジェントな知育玩具かな、くらいの気持ちでスルーしていました。
toio公式ウェブサイト
しかしswitchscienceさんが開発者向けの商品をラインナップし始めたことで、認識を改めました。toioはMakerに無限の可能性を提供してくれるガジェットですね!webmoが好きで使い倒していた私が買わない手はない!
toioは開発ライブラリが充実しているし、絶対座標が取れる、絶対座標への移動が簡単にできる、そして何よりもロボット自身が無機質なデザインでレゴと接続でき、「ガワをデザインすることではじめて完成する」ことを前提としている点に感動しました。
— Yuki Ichikawa🍓 (@ichigokawa1515) May 7, 2020↑かわいいですね。
↑こういう群制御ができるのがたのしいところ。かわいい。#toio の開発者向けマット(仮)の絶対位置座標を指定する動き等を 5パターン作って、— you (@youtoy) May 12, 2020
その 5パターンをランダムに組み合わせて動き続ける、というプログラムを作ってみた。
ちなみに、ビジュアルプログラミングで作ってます。#おうちでロボット開発 #toiotomo pic.twitter.com/BwNHJALPyy
レゴのようなブロックをつかったプロトタイピングは私の常套手段です。たとえばこういうやつを以前作りました:
1-2-Switchのガンマン(QuickDraw)の対戦相手になってくれるロボットのデモ。#webmo を使用。音声認識してます。 QuickDraw auto-player with speech recognition and an IoT motor webmo. pic.twitter.com/zKcf85vYdE— qurihara (@qurihara) July 12, 2017
toioをいじってみてすぐ気づいたのは、「これはルンバを使って家具を可動にしてインテリジェントにする創作」のコンパクト版だな、ということです。
お掃除ロボットルンバはSDKが公開されており、研究者たちの間で、これを「もはや掃除機能を使わせず、単なる力仕事の担い手として使役する」という荒業に出ることが流行りました。
↑こういうやつです。テーブルトップディスプレイを可動にしたり、机を可動にしたり・・・
うちの研究室でも、子どもがテレビやタブレットに近づきすぎる問題を解決するため、「近づくと顔検出して、自ら逃げて距離を取ろうとするテレビ/ディスプレイ」というものを開発し、gugenコンテストで出展しました。この装置の土台として、移動を担っているのがルンバです。
https://gugen.jp/entry2017/2017-039
(動画リンク切れです)
オンライン講義準備等で忙しいので、数分でできるものを・・と思い、まずほぼノーコーディングで、「スマホを載せて移動させながら撮影する台」というものを作ってみました。「ドリー撮影」って言うんですかね。素敵な映像が撮れそうです。
こんな感じです。 pic.twitter.com/Al7LZeGzXI
— qurihara (@qurihara) April 30, 2020
ルンバよりも大幅に小型化した「家の中にある既存の動かないものに、可動性を付与する部品」であるtoio。そう捉えたとき、何ができるだろうかと考えると、アイディアが広がると思います。
たとえば食卓の上で食器を動かして、子どもを楽しませたりするのはどうでしょう。
#toio #おうちでロボット開発
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